資金調達を希望する起業家・
スタートアップに
投資家を無料でご紹介
Created by Generative AI

Series AZXとは

資金調達を希望する起業家・スタートアップに
投資家を無料でご紹介するプログラムです

簡易な審査の後、担当弁護士を設定させていただき、対面にて確認及びアドバイス(簡易DD)をした上で、
AZXにて提携している投資家にご紹介させていただきます。

【応募条件】
① IPOやM&Aを目指して資金調達を希望していること
② シード期のスタートアップであり、ベンチャーキャピタルから出資を受けていないこと
(エンジェル、その他個人の方から出資を受けている方や設立前の個人の方も応募可能です。)

キャピタリスト
ご紹介の流れ

1
エントリー &
書類提出
事業内容、起業家の略歴、起業の経緯
2
オンライン
MTG
3
オフライン
MTG
簡易DDレポート
プレゼント!
4
VCをご紹介
興味を持っていただいたVCをご紹介
※ご紹介には審査がございます

簡易DDとは?

投資家へのスムーズな情報提供や資金調達前に
整備するべきことの確認に役立ちます!

簡易DD(デューデリジェンス)とは、担当弁護士にて、対象スタートアップの基本的な重要事項について、
投資家へのご紹介前に確認させていただくものです。
主に、①株式関係、②ビジネスモデルの適法性、③知的財産権関係、④紛争等を対象としています。
具体的なプロセスとしては、簡易な書面審査と対面でのヒアリングによって確認させていただき、担当弁護士にて簡易DDのレポートを作成します。
この簡易DDレポートは、 紹介を希望する投資家にて検討資料としていただくことを想定しております。
なお、簡易DDレポートは、 Series AZXとは別に、ご自身で投資家への投資検討を依頼する際の参考資料としてご利用いただくことも可能です。

簡易DDの調査項目

  1. 基本情報(ビジネス概要、設立年月日、従業員数 等)
  2. 株式関係
  3. ビジネスモデルの法的留意点
  4. 知的財産権
  5. 紛争

特徴・メリット

  • 中立的な観点から資金調達についてアドバイスを受けることが可能
    初期的な資本政策やビジネスモデルについて、
    AZXメンバーとの面談時に相談することが可能です。
    投資家目線ではなく、起業家/経営陣にとって本来望ましい資本構成について特段の利害関係なく、
    中立的な観点からAZXがアドバイスいたします。
  • 紹介なく投資家にアタックする場合に比較して、きちんと検討してもらえる
    通常、紹介なくベンチャーキャピタル等に連絡をした場合、どのキャピタリストにアサインされるか分からず、なかなか返事をもらえず、検討してもらっているか否かわからないケースもあります。
    Series AZXでは、AZXにて、予め検討を依頼しているキャピタリストに検討を依頼するため、関心の有無などについてきちんと検討し回答をいただくことが可能です。
  • 簡易DDを受けることで、投資家の投資検討が早まります
    投資家にて投資判断をするには、基本的な重要事項について確認する必要があります。
    Series AZXでは、AZXの弁護士にて、①株式関係、②ビジネスモデルの適法性、③知的財産権関係、④紛争等について予め確認させていただき、 それを簡易なレポートの形でまとめます。それを投資家に共有していただくことで、投資家としてもビジネス周りのDDに集中でき、その分、投資検討が早くなると想定されます。
  • 資金調達時に早めの段階から法務等のサポートを受けることが可能
    投資が決定されると投資家から投資契約を提示されるのが通常です。
    この段階において、投資契約等のサポートについての弁護士を探すことは時間的に難しいケースがあります。Series AZXでは、担当の弁護士を設定するため、迅速に弁護士に相談することが可能です。(ただし、この点はSeries AZXのプログラムの対象外となっているため、別途ご契約が必要となります。)
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ご紹介先

ベンチャーキャピタル(一部抜粋)

※ご希望のVCを紹介できない場合もございます。
      ※表示順はランダムです。

      AZXの実績

      • 支援実績

        20年以上

        2001年創立

      • サポートクライアント数

        6000

        圧倒的なAZXのサポート実績

        AZXにて有償サービスを提供した企業、または個人の総数
      • 資金調達の法務サポート

        5000件以上

        資金調達の法務アドバイスもおまかせ

        AZXが契約書のドラフト、レビューその他のアドバイスを行った資金調達案件の数
      たくさんのスタートアップをサポートしてきた
      AZXだからこそ、
      信頼できるVCをご紹介できます!
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      ナレッジ

      資金調達に役立つ情報公開中!

      スタートアップの資金調達Q&A

      Q1.スタートアップが資金調達を行う主な方法にはどのようなものがありますか?

      A1.スタートアップが資金調達を行う方法には、主に以下のような手段があります。

      資金調達方法 概要 メリット デメリット
      自己資金 創業者自身の貯蓄や個人的な資産を活用する方法 借入による債務超過やダイリューションのリスクがない 調達額が限られるため、成長スピードに制約がある
      エンジェル投資家 個人投資家が創業初期のスタートアップに出資 比較的柔軟な条件での資金調達が可能 投資家との関係性や期待値コントロールが必要な場合もある
      ベンチャーキャピタル(VC) 成長可能性の高い企業に投資する投資家 1000万円から数億円規模の資金調達が可能、経営支援を受けられる場合もある

      投資契約書や株主間契約書等の交渉が必要、

      事前承認等が課せられることにより経営の自由度がある程度制約される場合がある

      事業会社及びコーポレートベンチャーキャピタル(CVC) 大手企業が自社とのシナジーを期待して投資 事業提携や販売チャネルの拡大が可能 事業提携や将来的なM&Aを見越した出資によりビジネス上の制約がある場合もある
      クラウドファンディング インターネット上で多数の個人から資金を集める手法 市場の関心をテストしながら資金を集められ、広告効果が期待できる 支援者の期待に応える必要があり、キャンペーン成功のために広報活動が重要、手数料が発生することがある
      多数の株主の管理が大変になる可能性がある
      補助金・助成金 国や自治体の支援制度を活用する 返済不要の資金が得られる場合がある 申請手続きが煩雑で、審査に時間がかかることがある
      銀行融資 金融機関からの借入 事業をコントロールしながら資金調達可能

      返済義務がある

      高利率での返済となる場合がある

      創業初期の借入は困難な場合がある

      スタートアップは、事業フェーズに応じてこれらの手段を適切に選択することが重要です。例えば、シード期はエンジェル投資家、シリーズA以降はVC資金を活用するケースが一般的です。

      Q2.エンジェル投資家とベンチャーキャピタル(VC)の違いとは?スタートアップの資金調達における役割を比較

      A2.エンジェル投資家とベンチャーキャピタル(VC)は、スタートアップが資金調達を行う際に重要な投資家ですが、それぞれの特徴には大きな違いがあります。スタートアップがどの段階でどちらの資金調達方法を選ぶべきか理解することが重要です。

      • エンジェル投資家は、創業初期のスタートアップに対して、一般的に数百万円から数千万円規模での投資を行う個人投資家です。エンジェル投資家は、資金提供だけでなく、経営支援やネットワークの提供も積極的に行うこともあり、事業の成長をサポートします。エンジェル投資家の投資は、リスクを取る代わりに高いリターンを目指すことが特徴です。そのため、初期段階で事業の可能性を評価し、成長を後押しする重要な存在となります。
      • ベンチャーキャピタル(VC)は、エンジェル投資家よりも大規模な投資を行う投資家です。VCは、スタートアップが成長する段階で、一般的に数千万円から数億円規模の資金を提供します。VCは、投資リターンを最大化することを重視しており、市場規模や事業成長性を厳格に評価します。また、VCは投資先の経営に積極的に関与することがあり、取締役会や経営会議に参加することで、事業の方向性をサポートします。

      スタートアップの資金調達の流れとしては、創業初期段階での資金調達はエンジェル投資家から行い、事業が成長してトラクションを得た段階でシリーズA以降の資金調達をVCから検討することが多いです。VCからの資金調達は、事業のスケールアップや成長加速に欠かせない資金源となります。

      Q3.シードラウンドとシリーズAの違いとは?スタートアップの資金調達における適切なタイミングと目指すべき資金調達方法は?

      A3.スタートアップが資金調達を行う際に重要なポイントとなるのが、シードラウンドとシリーズAの違いです。これらは、資金調達の目的や投資家の期待が異なるため、どの段階でどの資金調達方法を選ぶかが事業の成長に大きく影響します。

      • シードラウンドは、スタートアップがプロダクト開発や市場検証を行うための資金調達です。この段階では、投資家は主にスタートアップのアイデアや創業チームのポテンシャルを評価します。資金調達額は数百万円から数千万円規模となり、エンジェル投資家やシードVC(ベンチャーキャピタル)からの投資が中心です。この段階では、プロダクトの初期段階(MVP:最小実用プロダクト)を完成させ、初期のユーザー反応を得ることが目標となることが多いです。
      • シリーズAは、スタートアップが事業のスケールアップを目指すための資金調達で、投資家はプロダクトの市場適合性(PMF)や収益モデルの実績を厳しく評価します。ここでの資金調達額は、数千万円から数億円規模となり、主にベンチャーキャピタル(VC)からの投資が中心です。シリーズAのタイミングでは、スタートアップが一定のユーザー基盤を有し、事業の成長方向性が明確になっていることが求められることが多いです。

      資金調達のタイミング

      • シードラウンドでは、スタートアップがプロダクト開発や市場検証を行うための資金調達を行うことが多いです。検証結果を踏まえ事業の方向性を明確にしていく重要な時期です。
      • シリーズAは、ユーザー基盤が確立し、事業が成長する兆しが見え始めた段階で行います。ここでは、投資家に対して成長を加速させるための具体的なプランと実績を示すことが求められます。

      まとめ

      スタートアップは、創業初期の資金調達としてシードラウンドを活用し、プロダクト開発と市場検証を行います。その後、事業が成長し、一定の成果が見込めるようになった段階でシリーズAを通じてスケールアップを図ることが一般的です。

      Q4. VCからの資金調達プロセスとは?スタートアップがVCから資金を受けるためのステップを詳しく解説

      A4.スタートアップがベンチャーキャピタル(VC)から資金調達を行う際には、一般的に以下のようなプロセスが進みます。この流れを理解し、スムーズに資金調達を進めるための準備が重要です。

      1. 投資家とのネットワーキングと関係構築
        VCから資金調達を受けるためには、まずはキャピタリストとのネットワーキングを行い、関係を構築することが重要です。キャピタリストにスタートアップのビジョンや成長戦略を伝え、投資意欲を確認します。初対面での印象や信頼関係が後の資金調達に大きく影響することもあります。
      2. ピッチ・プレゼンテーションの実施
        次に、スタートアップは事業計画や成長戦略を明確に伝えるピッチ(短めのプレゼンテーション)を行うことが多いです。このピッチは、VCに対して自社のビジネスモデルや市場規模、競争優位性を強調する重要な機会です。ここでしっかりと印象を残し、投資の可能性を高めます。
      3. デューデリジェンス(DD)の実施
        VCは投資対象を慎重に選定するため、デューデリジェンス(DD)を実施することが一般的です。DDでは、スタートアップのビジネス、法務、財務などを詳細に調査します。過去の売上データや成長の証拠、チームメンバーの実績、議事録や契約書、決算書など、様々な情報を提供しなければなりません。
      4. タームシートの締結
        DDを経て、VCとスタートアップはタームシートで投資条件の大枠を合意することがあります。このタームシートでは、投資額、バリュエーション、株式の内容、株主間契約の内容など、重要な投資条件が定められます。
      5. 投資契約等の締結
        タームシートに基づいて、具体的な契約条件を定めた投資契約や株主間契約を締結します。ここで、投資額や株式の発行条件、VCの権利などが明確に記載され、法的な手続を進めます。
      6. 着金
        投資契約等を締結し、払込前提条件が満たされると、VCからの出資が実行され着金します。これで、資金調達が完了し、スタートアップの成長資金が確保されます。

      資金調達プロセスのタイムラインと準備

      このプロセスは、出資金額やラウンドの状況により大きく異なりますが、1~3ヶ月程度かかることがあります。そのため、スタートアップは資金調達のスケジュールを逆算して早期に準備を進めることが重要です。

      Q5.スタートアップが資金調達を成功させるために準備すべき書類やデータは何ですか?資金調達のために必要な重要書類を徹底解説

      A5.スタートアップが資金調達を行う際に、資金調達をスムーズに進め、成功させるためには事前の準備が欠かせません。以下の書類やデータをしっかりと整備することが、投資家の信頼を得る鍵となります。

      1. ピッチ資料(投資家向けプレゼン資料)
        ピッチ資料は、スタートアップが投資家に向けて自社のビジョンや事業計画を伝える重要な資料です。事業概要、代表者や経営メンバーのプロフィール、市場機会競争優位性収益モデルなど、投資家が重視する情報を簡潔にまとめ、スタートアップの成長性を強調します。ピッチ資料は初対面の印象を左右するため、分かりやすく魅力的な内容に仕上げることが大切です。
      2. 事業計画
        投資家は、スタートアップの将来性を見極めるために、3~5年の売上予測利益計画キャッシュフローの試算を重視します。事業計画に基づいた現実的な数字を示すことで、信頼を得ることができます。特に、事業が成長する過程での資金の使い道や収益モデルの確立が重要です。
      3. 資本政策
        スタートアップの株主構成を整理した資本政策は、既存株主の持ち分や新規投資による株式の希薄化のシミュレーションを示す重要な書類です。これにより、投資家は自身の出資による株式の割合や、今後の資金調達によりどのような影響を受けるかを把握できます。
      4. タームシート
        タームシートは、投資家との間で合意された投資条件をまとめた書類です。一般的には投資家からタームシートのドラフトが提示されることが多いですが、スタートアップ側でタームシートを作成するケースもあります。
      5. 契約関連書類
        投資契約株主間契約などの契約書は、資金調達後の投資家との関係を円滑に進めるために必要です。一般的には投資家から各契約書のドラフトが提示されることが多いです。

      資金調達を成功させるための準備

      これらの書類を整備することにより、投資家に対して信頼性を示し、資金調達の成功率を高めることができます。スタートアップは、資金調達に必要な資料やデータを事前に準備し、計画的に資金調達を進めることが重要です。また、ピッチ資料事業計画、資本政策は定期的に見直し、最新の状況に合わせて更新していくことが必要です。

      Q6.希薄化(ダイリューション)とは?スタートアップの資本政策で注意すべき点とは?

      A6.希薄化(ダイリューション)とは、スタートアップが新たに株式を発行することによって、既存株主の持株比率が低下する現象をいいます。資本政策を適切に設計し、想定外の希薄化が生じないようにすることがスタートアップの成長にとって重要です。ここでは、希薄化に関連する主な注意点を解説します。

      1. 適切なバリュエーションの設定
        資金調達時に過度に低いバリュエーション(企業評価額)で資金調達を行うと、不必要な希薄化(ダイリューション)が発生します。これにより、創業者や既存株主の持分が大幅に減少するリスクがあります。バリュエーションを適切に設定することで、株式の希薄化を抑えることが重要です。
      2. 投資ラウンドごとの希薄化シミュレーション
        各ラウンドでの資金調達時に、株主構成や持株比率の変化をシミュレーションすることが非常に大切です。特に、シリーズA以降の資金調達では、投資家からの資金提供によって既存株主の持株比率が大きく変わるため、予め希薄化(ダイリューション)の影響を予測しておくことが大切です。
      3. ストックオプション(SO)の発行数量の検討
        スタートアップにとって、優秀な人材の確保は非常に重要です。そこで、従業員向けのストックオプション(SO)制度を導入することがよくあります。しかし、ストックオプションを発行することで、既存株主の希薄化(ダイリューション)が発生するため、ストックオプションの発行による希薄化リスクも考慮に入れて資本政策を設計する必要があります。

      <希薄化(ダイリューション)を管理するための資本政策のポイント>

      希薄化はスタートアップの成長にとって避けられない要素である一方、過度な希薄化を避けることが重要です。資本政策においては、適切なバリュエーション設定、投資ラウンドごとのシミュレーション、ストックオプション(SO)枠の確保など、希薄化のリスクを抑えながら、成長を加速させるための戦略が求められます。

      Q7.タームシートとは何ですか?スタートアップが資金調達時に注意すべき内容とは?

      A7.タームシートとは、投資家とスタートアップが資金調達を行う際に、投資契約、株主間契約、種類株式の内容等の基本的な条件をまとめたものです。タームシートは、投資の条件を定義し、投資契約書等の作成に向けた重要な前提となることがあります。タームシートを作成する際には、以下の点に特に注意が必要です。

      1. バリュエーション(企業価値)
        タームシートの中で最も重要なポイントの一つは、バリュエーション(企業価値)です。バリュエーションが過大または過小に設定されていると、スタートアップの創業者の持株比率や投資家の持株比率に大きな影響を与える可能性があります。
      2. 投資家の権利
        タームシートには、投資家がどのような権利を持つかが明記されています。これには、取締役指名権、オブザーバー指名権、事前承諾権、先買権、共同売却権、強制売却権(ドラッグアロング)、種類株式の内容(優先配当権、残余財産優先分配権等)などが含まれます。投資家がどのような影響力を持つかは、スタートアップの経営や将来の戦略に直接的な影響を与えます。特に、事前承諾権の対象となる事前承諾事項や強制売却権(ドラッグアロング)の発動条件、種類株式の内容(残余財産優先分配権)を確認し、スタートアップがどのような影響を受けるのかを理解することが重要です。

      <タームシートの重要性>

      タームシートは、スタートアップと投資家の間で合意された投資条件等を記載したものであり、法的拘束力がない場合もありますが、非常に重要なものです。資金調達を成功させるためには、タームシートの内容をよく理解し、スタートアップにとって有利な条件を確保することが必要です。また、タームシートを作成した後、詳細な契約書の作成に進む前や、タームシートの作成段階から、専門家の助言を得ることが推奨されます。

      Q8.投資契約締結後、資金が実際に振り込まれるまでの流れとは?資金調達完了までのステップを解説

      A8.投資契約が締結された後、スタートアップの資金調達プロセスは次のように進みます。資金が実際に振り込まれるまでには、いくつかの重要なステップがあります。これらを理解し、適切に進めることで、スムーズな資金調達が実現します。

      1. 払込前提条件の充足
        投資契約締結後、まずは払込前提条件がすべて満たされているかを確認します。これには、株式を発行するための株主総会の開催や株主総会議事録の提出などが含まれます。払込前提条件が適切にクリアされていない場合、着金が遅れる可能性があるため、払込前提条件がすべて満たされる見込みであるか確認することが最初のステップです。
      2. 必要書類の提出と手続の完了
        払込前提条件をクリアした後、次に進むのは必要書類の提出です。これには、投資契約書へのサインや株主総会議事録の写しの提出が含まれます。投資契約書には、株価や株式の発行条件などが記載されており、これを正式に整備することで、着金の準備が整います。書類が正確であることの確認が重要です。
      3. 着金と登記手続
        必要な書類が整い、すべての手続が完了すると、スタートアップが指定した口座に資金が振り込まれ着金します。資金が実際に振り込まれることで、資金調達が正式に完了します。また、着金により株式の発行が完了したら、2週間以内に登記手続を進める必要があります。登記手続を進め、登記が完了すると、資金調達のプロセスが完了します。

      <資金調達完了までの流れの重要性>

      投資契約締結後から着金までのプロセスを適切に管理することは、資金調達を成功させるために重要です。特に、払込前提条件の確認や必要書類の整備をしっかりと行うことで、着金がスムーズに行われ、スタートアップは事業に集中できる状態を作り出せます。

      Q9.VC(ベンチャーキャピタル)から出資を受けるメリットとデメリットとは?スタートアップがVCから資金調達を行う際の重要なポイント

      A9.VC(ベンチャーキャピタル)から出資を受けることは、スタートアップの成長を加速させる強力な手段ですが、そのメリットとデメリットをよく理解した上で判断することが重要です。ここでは、VC資金を受けることのメリットとデメリットを以下に整理しました。

      項目 メリット デメリット
      資金の確保 大規模な資金調達が可能。数千万円から数億円規模の資金を調達でき、事業の急速な拡大をサポート。 経営の自由度が低下する可能性。VCが経営に一定の影響力を持つことがあり、経営上の意思決定に制約が生じる場合がある。
      成長支援 VCのネットワーク専門知識を活用できる場合もあり、事業運営やマーケティング、製品開発の面で支援を受けられることがある。 投資家の意向に沿った成長戦略を求められる場合もある。
      信用力向上 VCからの投資実績があることで、他の投資家や銀行からの信用を得やすくなり、次の資金調達がスムーズになる可能性がある。 株式の希薄化が発生し、創業者の持株比率が低下する。

      スタートアップがVCから出資を受ける場合には、投資家との関係をしっかりと築き、必要な資金を確保しつつ、事業計画を実現するための戦略を立てることが成功への鍵となります。

       

      Q10.資金調達後、投資家との関係を良好に保つための重要ポイントは?スタートアップの成長をサポートする投資家との長期的な関係構築方法

      A10.資金調達後の投資家との関係を良好に保つことは、スタートアップの長期的な成長に影響します。投資家は単なる資金提供者ではなく、事業の成長を支援するパートナーとして重要な役割を果たします。投資家との関係をしっかりと築くためには、以下のポイントを意識することが重要です。

      1. 定期的なコミュニケーションと進捗報告
        投資家には定期的なコミュニケーションを行い、スタートアップの進捗状況を適切に報告することが大切です。スタートアップと投資家との間で締結した株主間契約の中に、定期的なコミュニケーションを行うための条項(オブザーバー指名権や情報開示等に関する条項)が定められていることもありますが、それ以外に定期的な株主報告会を実施するケースも多いです。特に投資家は成果だけでなく、課題やリスクにも興味を持っているため、会社の状況を適切に報告することが重要です。
      2. 重要な意思決定の透明性を保つ
        スタートアップは事業の方向性や大きな意思決定について、事前に投資家から承諾を得ることや協議することが株主間契約書等に定められていることがあります。このような定めがある場合には、当該定めにしたがった手続を実施することが必要ですが、契約上そのような手続が不要な場合であっても、新規事業の立ち上げ重要な事業の譲渡や停止など、大きな変化がある場合には、事前に投資家と共有し、意見を聞くことも考えられます。
      3. 次回資金調達の準備と関係維持
        将来的な資金調達を見据え、投資家との良好な関係を維持し続けることが重要です。次回の資金調達時には、新規の投資家を受け入れることについて好意的に対応してもらえることや、追加での出資を希望されることもあります。投資家との関係は出資時に一度作るだけでなく、長期的に育むことがスタートアップの成功に繋がります。

      <投資家とのパートナーシップを最大化するために>

      VC(ベンチャーキャピタル)やエンジェル投資家との良好な関係を維持することで、資金調達だけでなく、事業成長に必要なサポートを最大限に活用することができます。投資家は、スタートアップの成長を支援する重要なパートナーであり、彼らとのパートナーシップを大切にすることで、スタートアップの成長の加速が期待できます。

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      Q&A

      よくあるご質問

      VCを紹介してもらうのに料金はかかりますか?
      ご紹介は無料であり、料金は発生いたしません。
      必ずVCを紹介してもらえますか?
      こちらで提携しているVCに御社に関する情報を提供し、関心を示していただいたキャピタリストをお繋ぎいたします。そのため、VCを必ず紹介できるとは限りません。どのVCに情報を提供するかについては予めご相談させていただきます。
      いつ・どれくらい資金調達できますか?
      Series AZXはキャピタリストの方へ御社をご紹介するプログラムであるため、資金調達を必ず保証するものではございません。 しかし、Series AZXを利用することで簡易DDを無料で受けることができるため、キャピタリストの投資検討が早まる可能性はあると考えます。
      設立前にエントリーできますか?
      設立前のエントリーも可能です。なお、弊所にて会社設立手続の対応をすることも可能です。
      既に資金調達を受けており、追加の資金調達はできますか?
      追加の資金調達時にご活用いただくことも可能です。
      問合せはどこでできますか?
      お問合せはメールで受付しております。以下のアドレスへご連絡ください。
      Mail:seriesazx@azx.co.jp
      通常は1~3営業日にて担当者よりご連絡致します。
      1週間以上こちらからの返答がない場合には、正しく受信できなかった可能性がありますので、
      恐れ入りますがお手数ですがお電話にて再度のご連絡をお願い致します。
      電話番号 03-3512-2531
      (営業時間 9:00~18:00/土日祝日除く)
      事業内容はどんなことを書けばよいですか?
      主に以下のような事項をご記載ください。
      • ・事業の目的(どのような課題を解決したいか)
      • ・ターゲット(想定される顧客のイメージ)
      • ・ビジネスモデル
      • ・市場規模
      • ・競合優位性
      • ・収支予測(事業計画)
      応募条件はありますか?
      応募条件は以下の通りです。
      ① IPOやM&Aを目指して資金調達を希望していること
      ②シード期のスタートアップであり、ベンチャーキャピタルから出資を受けていないこと
      (エンジェル、その他個人の方から出資を受けている方や設立前の個人の方も応募可能です。)
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