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当社の商品の拡販のため、取引先に販売代理店になってもらおうと思います。代理店契約書を作成するにあたって、まず気をつけるべきことは何でしょうか。
販売代理店の形態は、大きく分けて売買型と仲介型に区別されるため、そのいずれとするかを決める必要があります。売買型は、商品の供給者が販売代理店に対して商品を販売し、販売代理店がその購入した商品等を顧客に販売するという形態です。仲介型は、販売代理店が開拓した顧客を商品の供給者に紹介し、供給者が顧客と契約を締結して商品を販売し、販売代理店に対して手数料を支払うものです。販売代理店契約を作成するにあたっては、根本的な事項として、上記いずれの形態とするのかをまず決める必要があります。当事者間では、マージン率などの経済的な条件は必然的に交渉されますが、基本的な契約関係として上記いずれの形態とするのかが話し合われていないケースも見受けられるため、注意が必要です。作成日:2022年01月06日
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