経営者を一気通貫でサポートできる仕事
私の場合、大学を卒業後、事業会社での法人営業や管理事務等の経験を経て、2018年に税理士業界へキャリアチェンジをしました。キャリアチェンジのきっかけは、会社を経営していた母が病気で倒れた際に、「会社を経営している人の近くでサポートできる仕事はないか?」と考えたことでした。前職の税理士法人で3年ほど税務コンサル業務を経験していますが、主に「社長=株主」のようなオーナー会社を担当しており、クライアントのステージの変化を感じることは多くありませんでした。そのような中で起業からIPO、さらにその先までステージを飛び越えて一気通貫で支援を行いたいという気持ちが強くなり、スタートアップ支援に強みがあり、様々なステージのクライアントに携われるAZXへ入社を決めました。
業務の幅が広がり成長を実感
現在は、起業直後のクライアントから上場後のクライアントまで幅広く担当をしており、入社前には想像もしていなかった投資をする側のファンドの業務にも携わっています。
前職ではクライアントの著しい成長や大きな変化があまり起きず、決算業務も前年同様に行うことが求められる場合が大半でしたが、スタートアップ企業は、数年で規模が大きくなったり、資本金の増資が行われていたりと、ステージの変化が激しく、それらに対応できるアドバイスが必要です。窓口を任せていただいているクライアントに対して、成長ビジョンをお聞きした上で将来のIPOを見据えてご提案をするなど、企業の成長に伴って支援内容が変化していくことで、自身の成長も実感できます。
スタートアップ支援の苦労
これまではスタートアップ企業に触れる機会がなかったので、ビジネストレンドや専門用語、スタートアップ業界の常識に適応するまで苦労しました。初めて耳にする言葉が日常的に飛び交い、その都度、税理士に「この用語は何ですか?」と質問していました。クライアントのビジネスが最先端だからこそ、インターネットで調べても答えがでてこないことも多く、条文を読み解いていき、税理士への壁打ちを繰り返しながら、知見を深めています。基本的には税理士とペアで業務にあたり、クライアントのメール回答案の作成や提出物に対して、税理士からフィードバックやアドバイスをいただけるので、スタートアップに馴染みがないような方も安心してご入社ください。
希望の働き方を実現
選考の際にもいいなと思っていたことですが、新しいビジネスやサービスが好きな方が多く、働いている人が楽しそうなので、前向きに仕事に取り組むことができています。日常的に、税理士から「どんな案件がやりたい?」と積極的に声をかけていただけることも、クライアントの業界業種、サポート内容が幅広いAZXだからこそできることだと感じています。また、月に1回代表税理士と面談の機会があり、仕事の相談や働き方の希望などをお伝えしています。私の場合は、税理士試験の勉強中なので、仕事とのバランスを相談させていただきながら両立しています。
メンバーのライフスタイルを尊重していただけるので、子育てに時間をかけたい時や、勉強に集中したい時など、一人ひとりの状況に応じた働き方が実現できます。