起業家たちとの出会い。
新しいエネルギー創出のサポートをしたい
新興市場の創設を契機としたベンチャー企業の成長の加速と企業数の増加を背景とし、新しいエネルギーを創造するベンチャー企業、及び情熱をもってビジネスを開拓する起業家をサポートしたいという想いから、林弁護士及び山田税理士とともに、2001年1月1日にAZXを創設しました。もともと私は、主に、①業務の内容が進化し続けること、②クライアントと一緒に自分も成長し、継続的に長くお付き合いできるという2つの観点から、企業法務をサポートする弁護士を目指した経緯がありました。ベンチャー企業のサポートは、一般的な企業法務の中でも特にこのような想いを実現できる面があります。
起業家達が目指すサービスは常に世の中の先端を開拓するものであり、これをサポートする弁護士の業務も進化し続けていきます。また、顧問弁護士として、会社の創設期からその後の発展まで末永くサポートしていくことは、とてもやりがいがあります。さらに、起業家達は、世の中を変えたいという強い情熱と信念を持っており、そのような起業家達と「仲間」として仕事をすることは、とても楽しいことだと思っています。
今後必要なのは
「業界単位」×「法律単位」の専門性
AZXはベンチャー企業をサポートすることによって、新しいエネルギーを創造することを使命としています。「ベンチャー企業」といっても、その業種は様々であり、IT、バイオ、金融、飲食その他全ての分野が対象となります。一般的に専門性というと、労働法に強い、知的財産法関連法に強いなど、法律単位での専門性をさす場合が多いのですが、企業法務である以上、常に現実に動いていくビジネスと近い距離を保つ必要があります。
したがって、AZXのメンバーには、ビジネスの業界単位で切った専門性と、法律の単位で切った専門性の両方を身につけた弁護士になってもらいたいと思っています。これにより、例えばフィンテック業界に詳しく、金商法や資金決済法に精通した弁護士といったような高度な専門性を有する弁護士が増えて欲しいと思っています。
企業の成長をあらゆる方面から
サポートできる組織へ
AZXは、法務、税務会計、知財、労務のワンストップサービスを通して、企業が陥りそうなリスクを未然に防ぐとともに、万一リスクが現実化した場合にはその解決に向けて全力でサポートしています。ワンストップサービスは、いろいろな課題をシームレスに解決できるという点でサポートを受けるクライアントにとって有益であることはもちろんのこと、AZXのメンバーにとっても他の分野の専門家といつでも気軽に相談できる点で、自らの専門家としての能力の向上にも役立ちます。また、AZXの使命は新しいエネルギーを創造することですから、究極的には士業の分野にとどまらず、企業のサービス開発、マーケティング、採用、資金調達など、企業の成長にかかわる全ての問題をサポートできることが理想です。AZXのメンバーにて「士業」という枠とらわれず、幅広くベンチャー企業をサポートできる体制を整えていきたいと思っています。
求めるのはビジネスに対して好奇心の強い人
AZXはまだまだ発展途上にあります。AZXの目指す理想形へ向かうためには、多くの仲間が必要です。AZXの弁護士は、ベンチャー企業及び起業家達の成功に向けて、柔軟で的確なアドバイスと鉄壁の守りを実現しなければならず、法務のプロとしての自覚、能力、実行力を有していることがとても重要です。
しかし、それとともに、単なる「法律家」ではなく、ビジネスを進化させて世の中を変えていく起業家の仲間(パートナー)として、新しいビジネスに対して、自らも情念を持ち、起業家と一緒にワクワクしながら、新しい領域を開拓していく気持ちを持つことが重要です。「経営戦略」「組織論」などの難い話ではなく、「なぜこのビジネスはユーザーが爆発的に増えているのかな?調べてみよう!」「海外では、既にこんなビジネスが生まれている!すごい!」「自分もこれを早く使ってみたい!」という、ビジネスに対する感度の良さ、好奇心の強さが大切であり、そのような想いを共有できる仲間を募集しています。