法律知識を活かしたい。
アルバイトから正社員へ
私がAZXに出会ったのは2010年でした。最初から法律事務所に就職したいと思っていたわけではなかったのですが、法学部で勉強したことを生かせる仕事をしたいと考えていたことや、当時司法書士の勉強をしていたこともあり、法律関係の仕事に就きたいなと思っていました。
ちょっとマニアックかもしれませんが、司法書士の勉強をする中で登記に興味を持っていたので、AZXがちょうど商業登記を行うリーガル・クラークを募集していると聞いて、ぜひやりたい!と応募しました。まずはアルバイトとして1年間経験を積み、2011年に正社員として入所しました。
クライアントのための最適解を求める
その過程が面白い
アルバイト期間から含めると、今年で8年目になりました。今は株主総会や増資などの会社を経営するにあたって必ず必要となる会社法上の手続書類の作成や、商業登記などのコーポレート関連の業務を主に行っています。一般的に法律事務職員というと、弁護士の補佐というイメージを持たれがちですが、AZXのリーガル・クラークは、少なくとも自分が担当する特定の分野においては弁護士と同等もしくはそれ以上の知識が要求されるので、日々勉強は欠かせません。
リーガル・クラークの仕事のやりがいはたくさんありますが、経験を積むごとにクライアントの要望に対し複数の対応策の中から最適解を自分で考えられるようになっていくのは楽しいですね。ひとえに増資手続書類の作成といっても、背景事情の違いやクライアントの要望によって、進め方から成果物の内容まで異なってきますので、最もクライアントのためになる方針を弁護士に提案して、一緒に議論する過程はとてもやりがいがあります。
プロ意識が高く
主体性のあるメンバーと一緒に働きたい
リーガル・クラークは現在7名おり、プロとして責任感が強いメンバーばかりです。ある程度個人に裁量が与えられているので、仕事の進め方はメンバーそれぞれ異なりますが、ミスが許されない仕事のため、メンバー間の情報共有は徹底しています。どんな人がリーガル・クラークに向いているかは一概には言えませんが、期限の決まっている業務が多いことから、スケジュール管理を徹底できる人、また最終的にはクライアントのために1つのチームで動くことになるので、主体性をもっていてかつコミュニケーションを円滑に取れるということは必須条件だと思います。
後輩の育成をとおして、培ってきた知識と経験を事務所へ還元
少し前まで2,3人だったチームが、ここ1年間でメンバーが倍に増え、気付けばリーガル・クラークでも古株メンバーとなってしまいました。これまでは自身のスキルアップに専念してきましたが、後輩が増えた今では、これまでにAZXで培ってきた知識や経験を、後輩の育成という形で還元することで事務所に貢献し、事務所をもっと大きくしていきたいと思っています。また個人的な目標としては、司法書士の勉強をしなおして、資格を取得し、私自身の名前で仕事ができればなと思っています。まだまだマイナーな職種だと思いますが、少しでも多くの人に興味を持ってもらいたいです。